最近はめっきり朝夕涼しくなってきましたね~。読書の秋。食欲の秋。
芸術の秋。いろいろと楽しみな秋です。
私事で言いますと
、10月にはsallsaハロウィーンパティ―、11月にはZENの発表会。
楽しみが一杯です。
さてさて、今回はスタジオMIWAで トールペイントや洋裁をなぜ私が
するようになったのかというお話をちょこっと。
どっちが得意?どっちが本気なの???とよく聞かれます。
(そう思ってはいても聞けない方のために、、、。)
インスタにも登場させた大昔の絵画から。
この絵は、大学生の時挑戦した鹿児島の県美の入選作。
そういえばあの頃から、チャレンジ好きだったんだと思います。
今も変わってないですね~(笑)
当時(昭和の時代)周囲の反対や
美術系大学が鹿児島にはなかったため、
唯一デザインが学べるということで入学した、被服科のある短大の美術部
の時に挑戦したものです。
のんびりした校風で、服は1年にわずか2着。
服つくりより、毎日通う部活のほうが楽しかったですね。
九州の田舎で美術関連の大学もあまりなく、他の大学のサークルも趣味で
はありましたが、、、(当時男性は特に、絵を仕事にするのは周囲の反対
にあってました。女性はそんなことしてないで嫁に行けという感じ。)
本気で美術好きが集まっていたような気がします。
言葉に言い表せないくらい楽しかったですね~。(笑)
そのころ
全大学の美術部で行った研修旅行で、熊本の県立美術館へ行き。
シャガールの絵に出会いました。
感動的でした!
その後影響をされて描いた作品です。
完全にシャガールってますね(私の造語)。
オイルは今も鮮やかですが、ところどころ剥げかかってきています。
いつかどこかで展示したいです。
その後も描き続けて今日まで来ました。
洋裁との出会いは、思えば被服科へ行ったことからです。
美術を学びたかったけれど、遠方へ行くことがかなわず、
たまたま被服科へ行ったことから、洋裁をはじめ。
面白くなり、働きながら洋裁の専門学校へ通い
服つくりに目覚めました。
なんだか行き当たりばったり的ですが、
描くことと洋裁は私にとってず~っと、
同時進行してきて今でも変わらず私のそばにあるものです。
突然ですが、この衣装は今年のハロウィンの物
露出度が高かったので、足りない部分を足しましたよ。
夢も見れば 現実的でもある私にとって、
現実的には 露出度が高くトテモ着れない。ハロウィン衣装を
自分サイズに合わせられる、便利な技術が洋裁。(笑)
※お知らせ 2017・10月28日・・・・興味のある方はどなたでも
桜井通り・サルサハロウィンパーティー
https://www.facebook.com/dancebarsakuraidori/?fref=ts
そして、描くことと言えば。トールペイント
トールペイントについて最近思うことは、片田舎に住む私に
広い世界を見せてくれた感謝すべき存在で、
そのもの自体は、奥深さがすごいということです。
でもそれだけ、取組み甲斐がありますし、トールor絵画という枠組みを越
えればまた自分の領域も広がる!と実感しています。
これは、何年か前になくなった敬愛する美貌の哲学者「池田晶子」氏の
本からですが、、、。
人は「プロ」という言葉を聞いたときに、ほとんどの人は、プロとはその
行為によって利益を得ている人のことをプロと呼びます。
しかし、アーティストに関して、実は プロとは、たとえ利益を得なくて
も、それをしなければ生きていけない人たちのことを指すものだ。
と
この言葉は、私にとってホントにとてもとても大切なものとして、そっ
と、秘めておきたい言葉なのですが。
どうしても、理解され難い人間の一人として、出してみました。
この言葉は自分の核となるもので、色んなアーティストさんを見ていて、
あ~この人もプロだな。
とひそかに思い、またいとおしい仲間だな~なんて思います。
どんな状況下でもプロでいくんだろうなあ。いや!いきたいな。
そう思う今日この頃です。