ついに 新しい年が始まり10日が立ちましたが、毎日寒いですね~。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
九州熊本地方も、今日は夕方から霰が降り出し、明日はどうやら雪が積もりそうです。
今年は幕開けから、スタジオMIWAの業務も(大げさかしら?いつになくあわただしく始まりました。
タイトルの「行方」の文字は
新たなことにチャレンジして、大きく良い方向へ伸びてゆきたい!
という私の願望が少々、表れておりますが、、、。
変革しないまでも、今年も色々なチャレンジを考えております。
既にいくつかは、去年のうちに進行していて、過去、現在、未来が混とんとした良い感じになってきております。
いつのころからか、
未来というものは自分の前に続いているものではなくて、
過去、今、現在の区別はなく、
あるのは点としての 今の連続で
それが繋がったものを未来あるいは過去という。
(なんだかMIWA氏は頭がヘンになったんではないかと思われる方もいらっしゃるでしょうが、私独自の言い表し方とお許し下さい。)
そういった感覚を、実際 実感できている今日この頃が
本当にうれしいです。
話はそれましたが、、。
昨年からの足かけの仕事は、本当に記念に残る作品となりました。
ひとつひとつの作品すべてに、別々の思い出がありますが
この作品には、かなり衝撃的な思いが注入されております(笑)。
というのも、昨年末、プライベート旅行で行ったフランスへの思いを反映
した作品になったからです。
ちょこっと部分だけですが、名ずけて「ロイヤル・ローズ」
フランスは、職業柄 もっと早く行くべきところだったのですが、
「美味しいものは後で~」の精神が働いてしまい。去年になりました。
春のツアーはベルサイユが入っていなかったので見送り、
ベルサイユは何が何でも見たくて行ってきました。
幼いころから、ヨーロッパの石畳文化に憧れ、
お城と中世の人が出てくる物語が大好きで、
ふつうは王子様とお姫様登場に惹かれるところを、
物語の中の、お城とはどんなところだろう?
というお城への興味と「パンと葡萄酒を持って出かける」
というのにやけに惹かれたのを覚えています。
こちらは シャンボワール城
ロワール渓谷に数多くたてられたお城の一つ
フランソワ1世のためのお城です。
広大な敷地の中の(東京23区の3個分)
狩猟のためのお城だったようです。
フランソワ1世からがヴァロア期に入って、戦乱が続き、
ブルボン王朝の安定期に入るあたりが、
日本と同じく最も面白い時期ですね~。
中の内装のタペストリーが素晴らしかったです。
時間があったら、もっと他のお城も見てみたかった~。
とにかく、人の作ったものが大好物な私。
建物、絵画、器、家具調度品
でも 博物館級のタペストリーに一瞥もしない人もいるので
好みも色々だと痛感。
タペストリーなどは、古すぎて繊維が端などぼろぼろ、
移動などもってのほか
やはり、ここへ来ないと見られないのね~。と感慨がわきました。
そして、絶対はずせないルーブル美術館。
たかだか、6日の日程の中の ルーブル鑑賞。
駆け足で回って、目が充血するほどでしたが
また必ずや、来ることを 心に誓いました。
モンサンミシェルにももちろん行きましたが、
この環境にこの建物はやはり、
時代的に言うと、修道院の権威と権力そして御威光や何やかにやの象徴で当時は畏れ多くも、海中にそびえ立っていたんだんだろうな~。
と言う感想を持ちました。
幾多のドラマや、その中には血生臭い話などもきっと
合ったんでしょうね~。
ということで、写真は省いて
本当に、心から行きたかった。
ベルサイユ宮殿。
マリーアントワネットの住居は改装中で立ち寄れませんでしたが、主だったところは見られました。
ルイ14世が創り拡大した、ベルサイユ宮殿。
なんでこんなに壮大なきらびやかな宮殿を創ったんだろうか?
と歴史を紐解くと、
当時の国民に対しての王家の御威光の見せ所というか
いわばアトラクション的な役目を果たしていたみたいですね。
食事をするところから、はては出産の現場まで
大衆への公開だったそうですから。
太陽王ルイ14世。会ってみたかったな~。
と現代の私にも思わせる人物で
心にくい人ではありますね。
そして、
宮殿の中に王妃の首飾りの、巨大現代アートがあるあたりが
フランス的で大好きだな~と思いました。
最後は旅行記になっちゃいましたが。
駆け足でもフランスを見た。
ということで、また一つ解かったかな~っ。て感じです。
歴史に裏打ちされた自信とゴールドの文化。
シャネルを普段着で着こなしてフツーに町を歩くマダム。
やはり、百聞は一見にしかず。
「知ること」は本当に大切だと思います。
今年もまだ知らない事に沢山出会い、
目からうろこの感動に たくさん出会える一年を送りたいです。
最後まで有難うございました。