梅雨のこの季節。じめじめむしむし、マイナスのイメージがありますが。
絵を描き、物創りも大好きな私にとっては
梅雨はプラスの季節かもしれません。
春はウキウキどこかへお出かけしたくなりますし、
夏は暑くてじっとしていられません。冬も寒くて手がかじかむし~。
でも、この季節は嫌がおうにも、家の中にいなくてはならなくて、
インドアで自分の好きなことをするには 最適と言えますね~。
そんなわけで梅雨もルンルンで絵描き生活中の私なのですが、、、。
近頃、心境の変化がありまして、というのも自分自身の絵描きの中身が
また広がったたということなのですが。
私自身に取りましては、別に広がったわけではなく、自分自身の中の絵画
に対する気持ちを掘り起し、「ちょっと寝ていた子を起こした。」
ということなのですが(笑)
今までは家庭の主婦業を主流としながら。
生活雑貨へ絵付けするトールペイントを中心に
絵描き生活を送ってきました。
それに加え、私の場合、洋裁も教えてきましたので、、、。
周囲の人には「なんでもやる!」と思われていたり、
「いったい何が得意なのか?」と言われたりもしました。
けれど、私の中ではその時々に起きている子が違うだけで、
私の中にお絵かきや物つくりというHOUSEが建っていて
その中に
寝た子がたくさん居るという、お話しなんです。
もちろん主婦としての今までは、家事、育児がまず1番で、
後はとても大切なものではあっても1番ではないという認識でした
けれど
月日は流れ、子供も成長し、大人として独立した今は、
自分の中のHOUSEの寝た子を全部起こし、
にぎにぎしく楽しく人生をおくっていけたらなあ~っと考えております。
私と絵についての関係は?
私にとって絵とは?
と言いますと、もう言っちゃいましたが
私の中のHOUSE=核ですかね~。
私にとっての絵を描くことは 私が生まれた時から私の中にあって
その子は私が物心ついたときから
私の中にあった感じです。
どうして絵を描くようになったかは、私自身もわからなくって
そのようだから私だし、そうでなければ私ではない
不思議な感覚です。
なので、絵を描くことは私にとっては
息をするのと同じくらい自然なことなのです。
思春期に自分の将来を考えた時、
絵でどうこうしようと考える前に
多分自分は一生絵を描いて生きていくであろうと
確信していました。
もちろん、そのための勉強はとてもしたかったのですが
何分、日本列島の端っこで生まれてしまった事や家庭の事情で
東京の美術大学への進学をあきらめた時も、
絵は盲目にならない限りは
どこでも、どこまでも描けると、信じてその気持ちだけは
揺らがずに今日まで来ました。
今でもそう思っております。
絵画を通して有名になったり、仕事が押し寄せたりしなくても
私の中のHOUSEがしっかりしている限り
絵は描けると思っています。
今思えば、トールペイントとや洋裁との出会いも、きっとそんな
思い(私の中のHOUSE)が引き寄せた縁で、
トールも 洋裁も、今ではしっかり大切な子どもとして
私の中のHOUSEで育っております。